消化器科は食べ物の通り道である食道から大腸までの消化管と 肝臓・胆道・膵臓の疾患を専門に診る診療科です。 <消化管の病気> 消化管の中味である吐物や便は、消化管の情報を提供してくれる最も重要な材料です。 たとえば血を吐いたり血便がでたら,消化管から出血しているのですから、 すぐに診断して治療する必要があります。 当院では緊急内視鏡検査が可能なので、診断と治療がすみやかに的確に行えます。 また腹痛はあらゆる消化器の病気のサインですが、「おなかのかぜ」程度の 心配のいらない胃炎や腸炎から、よくある盲腸(虫垂炎)やすぐに手術しないと 命が危ない重大な病気までさまざまな原因でおこります. 診断を誤ると命にかかわることがあるので、腹痛は消化器科や外科等の専門医が診る必要があります。 また当院には虫垂炎の超音波診断が的確な、信頼のおける熟練した検査技師がおり、 さらに緊急のCTやMRIが可能なので、迅速に診断でき治療が遅れることはありません。 虫垂炎なら軽いうちに診断して手術すれば,2~3日で退院できます。 <肝臓・胆道・膵臓の病気> これも消化管の病気と同様、入院しなくてすむ胆石発作のような軽いものから、 これらの臓器の癌のような、手術してもなかなか根治が難しい重大な病気までさまざまです。 当院では緊急MRIが可能なので、低侵襲で的確な診断が出来、すみやかに後の治療につながります。 <危険な便の色> ■【赤】 進行大腸癌から出血している可能性があります。すぐに大腸の内視鏡検査が必要です。 痔でも血便がでますが、痔と大腸癌がいっしょにあることは珍しくなく、 その証拠に進行大腸癌で手術する患者様は一様に「痔だと思っていた」とおっしゃいます。 ■【黒】 真っ黒でコールタールのような泥状の生臭い便は、食道や胃・十二指腸などの、 口から入ってすぐの消化管の癌や潰瘍からの大量出血が原因です。 ただちに胃カメラを行って診断する必要があります。 ちなみに貧血で鉄剤を飲んでいるときにでる黒い便は、生臭くないので見分けられます。 ■【白】 胆石や胆道・膵臓などの癌のため、胆汁が十二指腸に流れないと白い便になります。 同時にしょうゆのような尿が出、白眼が黄色くなったり皮フが黄色くなりかゆみがでます。 血液検査とともに超音波検査やCT・MRIを緊急に行って、すみやかに診断して治療しないと命にかかわります。 以上簡単にお話したように、消化器の病気は「おなかのかぜ」のような自然に治るものから、 診断と治療が遅れると命にかかわる重大な病気までさまざまです。 当院には消化器の専門医がいるだけでなく、大きな施設では数週間を要する 検査が1日でできるような小回りを生かした対応が可能なため、早期診断と初期治療には自信があります。 安心してお任せください。
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